椿のつぶやき

ラノベやアニメの感想を垂れ流す、、予定。

スパイ教室01≪花園≫のリリィ 感想:世界最強の騙しあい!?

 どうも、椿です。

 

 5月は、もう6冊くらいラノベ読んでるんですが、続編が出てる作品の感想を書くイメージがあまりできず、やっとこさ手を付けてみました。

 

 今回は、広告で話題になったらしい富士見ファンタジア魂の1作、スパイ教室01≪花園≫のリリィ感想です。

 

あらすじ

 兵器の性能が発達した時代、武力戦争は人が死にすぎコスパが悪い。そこで各国はスパイを用いて「影の戦争」に切り替える。そんな世界で、スパイ養成学校の落ちこぼれ少女たちだけが集められてチームを作る。しかしそのチームは「世界最強のスパイ」クラウスが死亡率九割をこえる「不可能任務」を達成するために組織したスパイチームだった・・・。

 

以下ネタバレあり

 

感想

 前半で修行編で見せ場あり、後半は実践編で盛大に種明かし、物語全体を使った大掛かりな仕掛け。全体的に楽しめる構成で読みやすいです。コードネームを用いた名乗りやクラウスのお決まりのセリフも決まっていて盛り上がりもあって非常に楽しめます。読んでいて違和感がすごい書き方してるんですけど、それが終盤になって回収されるのは読んでいて気持ちがよかったです。

 ただ、多くの方に指摘されていると思いますが、問題は口絵ですよね。。多分ほとんどの読者が文章に違和感を持って、何度も何度も口絵の集合絵を見直すと思うんですよね。で、気づきますよねトリックに。自分は薄々感づいて途中から口絵見ないように読んでたんですけど、やっぱり何回か見てたんで最後の種明かしの衝撃少し減りましたね。それでも十分に面白かったし楽しめましたが。それから読み終わった後PVをYouTubeに見に行ったんですよ。キャラ別に用意してあってすごいかっこいいんですこれが。でも、これ読む前に見てたらあの子出てきたとき絶対気づきますよね。7人ってことを印象づけようとする意図はわかるんですけど、逆に紹介された7人にいない登場人物に注意が寄っちゃう要因になっちゃうかもなーというのが正直な感想です。皆さんはどうだったでしょうか。

 

 長々と書いてしまいましたが、個人的にはすごく楽しめた作品でした。実は第2巻も一緒に買ってもう読んでいるので感想書くと思います。それでは今回はこのへんで。